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ゴンドワナ大陸と鉱物結晶
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■ 恐竜の絶滅 ■

1億4500万年前、ジュラ紀から白亜紀に変わった。白亜紀に入ると、西ゴンドワナ大陸はアフリカ大陸と南アメリカ大陸に分裂し、その間に大西洋が生まれた。また、東ゴンドワナ大陸ではインドおよびマダガスカル島と、南極およびオーストラリア大陸に分裂した。白亜紀後期には、インドとマダガスカル島が分かれ、インドはユーラシア大陸に向けて急速に北上を開始した。

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スピノサウルス

知られている限りでは最も全長の長い獣脚類(肉食恐竜)。

高さ1.8メートルにもなる背中の大きな帆と、長い鼻面が特徴。
全長は13~15メートル。体重は4トンとされ、体つきは有名な大型肉食恐竜ティラノサウルスより幾分華奢であった。
白亜紀前期のエジプト、ニジェールに生息していた。
白亜紀はジュラ紀からの恐竜の繁栄が続いていたが、6500万年前に、またも巨大隕石が地球を襲った。落下の痕跡は現在のメキシコ湾とカリブ海を分ける位置にあるユカタン半島に、現在でも認めることが出来る

隕石落下の衝撃によって大気上に舞い上がった水蒸気や塵は長期にわたって太陽の光をさえぎり、大型裸子植物の多くは枯れ、小型の被子植物がかろうじて生き延びた。動物も恐竜など大型は虫類や大型鳥類は絶滅し、小型の哺乳類や昆虫など小動物だけが生き残ることが出来た。隕石は強大な霊気を一瞬にもたらし、DNAの対応に追いつけない速度で環境を変化させた。その結果、それまで栄えていた巨大爬虫類のほとんどの種は絶滅し、化学エネルギー消費の少ない小型の爬虫類と哺乳類の一部が生存したのである。

その他の動物種は個体維持に光エネルギーを多く依存している種は滅び去ったが、海や地中に潜む種は生き延びることが出来た。植物も環境変化に適応できないDNAをもつ種は滅びた。このとき大量の種が滅びたが、これが第四次生物種の変革である。

現在見ている種は、このとき生き延びた種であり、新たに誕生した生物種はない。なお、生物種の登場とは新しい種が誕生したことを意味するものではない。絶滅した種も現在生きている種も、全ての生物種の祖先は30億年前の第1次生物種の変革期に誕生していたのだ。それらが急速に繁栄したために、現在化石が大量に発見されるようになったにすぎないのである。

過去の生物学者は、骨格などの化石とDNAの解析によって、私たち人類の祖先をネズミ等のげっ歯類とし、霊長類の猿から進化したと考えていた。しかしそれは誤りである。人類は第一次種の変革から営々と継体されている。DNAが猿などの霊長類と非常に類似性が高くても、人類は独自に進化してきた種なのである。






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