-思想と科学-

■ 思想と科学の求めるもの ■

科学は確かに万能ではありません。しかし、合理性を排除した宗教だけでは宇宙の真理や自然界の法則はおろか、社会的な現象さえも見誤って、生きることの意義さえ失いかねません。

科学と形而上学的な体験には大きな溝がありますが、「思想と科学」は確立した科学的な知識を真摯に認め、科学的手法では説明できない領域を瞑想や形而上学的体験によって補います。瞑想がある水準に達すると、自身の内的な声が聞こえ、内在した神秘な力を自覚することができます。また、精神が肉体から離脱して自由な空間を飛び回るような体験をするかもしれません。しかしそうした体験は感性を養うことには役立ちますが、深遠な思索をするには不十分です。

思索を深めるには人類の遺産である芸術作品に数多く触れ、作者の意思を追体験する事が必要です。文芸作品、絵画、音楽、工芸、映画、演劇など全ての芸術作品は作者達の内在した心の結晶であり、私たちの現実社会での悩みを解消する助けになるだけではなく、多彩な心的風景に触れることで生きることの意義に目覚めさせてくれます。美術館めぐりや絵画展、コンサートなどに参加するのも良いことです。

美しいと感じるものに出来るだけ多く接することが必要です。機会を作って出来るだけ旅をしましょう。今まで知らなかった自然の美やそこで暮らす様々な人々に触れることは、楽しい思い出を得るだけではなく心の内在に蓄積され、感性と思索の能力を高めてくれます。双眼鏡を使って夏にはアンドロメダ星雲、冬にはオリオン星雲、望遠鏡があれば月や金星、木星

 

、土星などを観望してみましょう。暗黒の中に宝石のごとく煌く星々に言葉に表せない感動を覚えることでしょう。宝石店 に立ち寄ってダイヤモンド、サファイヤ、ルビーなど神秘的な希少鉱物の結晶を見ることも良いことです。科学では説明し

難い宝石の持つ不思議な力を実感するため、高価な宝石に触れてみてください。価値ある宝石ならばきっと何かを感じるはずです。

そうした前向きな経験は本当に美しいもの、感動を与えてくれるものを見分ける感性を養います。「思想と科学」はそうした機会を出来るだけ多く創ることを推奨しています。その結果を仲間と一緒に分かち合うことで、個人では得がたい経験が増幅されます。




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